パリに行ったときにぜひ活用してほしいのがこのNAVIGO(ナヴィゴ)。
簡単に言うと電車の定期券のことですが、これを使いこなせればお得に便利にパリの街を駆け巡れるのです!
今回はそんな移動に便利なナヴィゴについてご紹介したいと思います。
パリでNAVIGO(ナヴィゴ)って何?
まず、ナヴィゴについてどんなことに使えるのか説明をしましょう。
一言で言うと定期券なのですが、使える範囲が電車・バス・メトロ・路面電車のすべてにおいてNAVIGOが使えるんです。
しかも1週間、1か月の料金を払えばその期間乗り放題。
日本では多くの鉄道会社があるので、すべて統一してこれらの乗り物を乗り放題で乗ることができませんが、フランスでは国が交通機関を管理しているので、すべてこのNAVIGOカード一枚で利用することができるのです!
しかもこのナヴィゴは旅行者向けに1週間から買うこともできます。購入方法も面倒な手続きもなくナヴィゴカードを5ユーロで買いそのカードにチャージするだけで利用することが可能です。
料金は1週間で約25ユーロ、1か月で約70ユーロ。
これで電車・バス・メトロ・路面電車すべてが乗り放題なら決して高くはないです。
(※記事を読むタイミングによって料金が異なる場合がありますので、事前に確認してくださいね)
そしてもし、留学で学生としてフランスに滞在するのであれば、学生用ナヴィゴIMAGINE R(イマジンネール)を買いましょう。
こちらは学生割引が効き年間300ユーロほどで利用することができます。
パリでNAVIGO(ナヴィゴ)はどうやって買うの?
まず一般のナヴィゴですが、こちらは基本的に駅の窓口か券売機で購入可能です。
窓口に行って「La carte de NAVIGO si’l vous plaît.(ラ キャルト ナヴィゴ スィル ヴ プレ)」と言えば大丈夫です。
もしくは券売機で先にナヴィゴカード引換券を購入し、その引換券を窓口でカードを交換してもらう方法、券売機から直接カードを購入する方法があります。
ナヴィゴのカード自体の値段は約5ユーロで、それを購入した後チャージ機でチャージができます。
また窓口では基本現金が使えないので、現金しかない場合は現金が使える券売機で購入しましょう。
次に学生用ナヴィゴIMAGINE R(イマジンネール)ですが、こちらは書類を郵送で送り申請する必要があります。申請書類には学校の入学許可証や在学証明書、学生証などが必要になります。
申請書類に記入事項を記入して必要書類とともに申請しましょう。
ただ、イマジンネールは支払い方法の関係でフランスの銀行口座がないとできません。小切手か口座引き落としになります。
ナヴィゴ購入時の注意点
ナヴィゴを手に入れていざ出発!というときに気を付けてほしいことをご紹介します。
まず、必ず写真を貼りましょう。ナヴィゴには顔写真と名前を記入する欄があり、小さくフランス語で写真必須と書いてあります。
しかしフランス語のわからない旅行者さんもいますし、駅員の人もわざわざ貼ってくださいと言う人は少ないです。
しかし、写真が不足すると罰金を取られてしまうことがあります。パリの駅内や電車内には抜き打ちチェックする駅員さんがいます。写真がないとそのチェックに引っ掛かります。問題があると罰金を払わなくてはいけなくなるので忘れずに必要事項は満たしてください。
駅内には写真機があるので顔写真がない場合はそちらで撮ることができます。
写真機は基本的にほとんどの駅においてあります。
だいたい改札付近にありますが出入り口によっては見つけにくい場合もあるかもしれません。たいてい一番大きい改札や窓口においてあります。
次に改札を通る時ですが、たまにナヴィゴが反応しない時があります。現地の人にはそのまま改札をくぐっていく人もいますが、くれぐれもマネしないように!
ナヴィゴを持っていても改札にかざさなければ罰金を取られることがあります。
まとめ
今回はパリの移動に便利なナヴィゴについてご紹介いたしました。このカードが1枚あればパリ中を縦横無尽に駆け巡れますね!
また、このカードはチャージすれば何度でも使えるので帰国しても取っておいて次のパリ旅行に活用することもできます。
いくつか注意する点はありますが、これでもっと便利にパリ旅行を楽しんでくださいね!